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朝日カルチャーセンター新宿「アーレントのマルクス」(11/17)

11月17日(土曜)10時半から、朝日カルチャーセンター新宿にて、百木漠さんの講座「アーレントのマルクス」が開催されます。

生誕200年・マルクス主義からマルクスへ
格差や貧困の拡大、金融危機の発生などにより、世界的にマルクスに再び注目が集まりつつある。しかし、そこで言及されているのは事実上、政治的イデオロギーとしてのマルクス主義であり、マルクス自身の理論ではない。かつてシャック・デリダが言ったように、「マルクスなくして、未来はない」のだとすれば、マルクスにはどのような可能性があるのか。本連続講座では、三人の講師が哲学、社会思想、経済学などの見地からマルクスのアクチュアリティを明らかにする。

アーレントのマルクス
アーレントはマルクスをどのように読み、批判し、そこから独自の思想を生み出していったのか。アーレントのマルクス批判は、彼女の二つの主著『全体主義の起源』と『人間の条件』を結ぶミッシング・リンクの役割を果たしている。その内容を読み解くことによって、また両者を比較することによって、現代にまで繋がる「労働と全体主義」の親和性という問題系が見えてくるはずである。本講座ではアーレントとマルクスの架橋を試みる。(百木講師・記)

https://www.asahiculture.jp/shinjuku/course/7e8bb9de-a09a-747f-16bb-5b4ffab06fbf

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