ホーム > お知らせ > 松本卓也×大澤聡トークイベント(5/27梅田蔦屋書店)

松本卓也×大澤聡トークイベント(5/27梅田蔦屋書店)

松本卓也『享楽社会論』(人文書院)×大澤聡『教養主義のリハビリテーション』(筑摩選書)刊行記念トークイベント&サイン会

「ポスト精神分析的人間とは何か:現代の人間像と教養のバージョンアップ」

日時 2018年5月27日(日)13時~15時(開場12時半)

場所 梅田蔦屋書店4thラウンジ

参加費1000円(税込)、要申込、定員80名

欠如を抱えた存在から、欠如のない存在へと、現代の人間は移行しているのではないか。つまり精神分析的人間からポスト精神分析的人間へ(『享楽社会論』)。大澤さんが『1990年代論』で掲げた「ポスト・ヒストリー」とも重なり、現代社会を俯瞰する上で極めてクリティカルとなるこの問いを、それぞれ新著を上梓した気鋭の論客が考えます。「歴史=人間」の否定が進んでいるなかで教養はいかにして可能なのでしょうか。

松本卓也(まつもと たくや)
1983年生まれ。自治医科大学大学院医学研究科修了。博士(医学)。
現在、京都大学大学院人間・環境学研究科准教授。著書に『人はみな妄想する』(青土社)、
『発達障害の時代とラカン派精神分析』(共著、晃洋書房)、『〈つながり〉の現代思想』(共編著、明石書店)など。
訳書にスタヴラカキス『ラカニアン・レフト』(共訳、岩波書店)がある。

大澤聡(おおさわ さとし)
1978年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。
現在、近畿大学文芸学部准教授。著書に『批評メディア論』(岩波書店)、『1990年代論』(編著、河出ブックス)、
『三木清教養論集』『三木清大学論集』『三木清文芸批評集』(編著、いずれも講談社文芸文庫)など。

主催 梅田蔦屋書店
共催 人文書院、筑摩書房

http://real.tsite.jp/umeda/event/2018/04/post-552.html

このページのトップへ

関連書籍

享楽社会論

享楽社会論

精神分析が導く現代資本主義社会の突破口

著者:松本 卓也
 
 

このページのトップへ