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『フクシマ6年後 消されゆく被害』刊行記念イベント(3/26青山BC)

『フクシマ6年後 消されゆく被害~歪められたチェルノブイリ・データ』 刊行記念
「この国は何を隠しているのか」
日野行介 トークイベント

2017年3月26日(日曜)14時~

青山ブックセンター本店大教室

料金1080円 定員110名 要申込

福島県は原発事故の後、健康調査を実施し、甲状腺がんが多数露見していることを認めました。ただしチェルノブイリの知見によれば、甲状腺がんが増えるのは4~5年後とされているものの、日本では多くが3年以内に見つかっており、したがって事故とは無関係だとする論法をとっています。
しかしながら「ロシア政府報告書」などには「4~5年後」という文字は見たらず、「2年目」からすでに増えていることが記されています。
チェルノブイリ・データを都合良く悪用する情報操作の事例は、これに留まりません。この国の為政者は福島原発事故を幕引きにさせるため、何をどのように歪曲してきたのか。6年間、事故を追い続けてきたジャーナリストが報告します。

講師略歴:1975年生まれ。九州大学法学部卒。1999年毎日新聞社入社。大津支局で薬害ヤコブ病訴訟、福井支局敦賀駐在で高速増殖炉もんじゅや原発増設計画を取材。大阪社会部では和歌山県知事汚職事件などを取材した。2012年度から東京社会部に移り、県民健康管理調査の「秘密会」問題や復興庁参事官による「暴言ツイッター」を特報。現在は特別報道グループ記者。著書に『福島原発事故 県民健康管理調査の闇』、『福島原発事故 被災者支援政策の欺瞞』(いずれも岩波新書)、『原発棄民フクシマ5年後の真実』(毎日新聞出版)。共著に『原発避難白書』(人文書院)。

http://www.aoyamabc.jp/event/disappearingfukushima/

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