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葛藤する形態

第一次世界大戦と美術

葛藤する形態

断片化と綜合の間を揺れ動く、葛藤する美術の動向から、第一次世界大戦前後を含めて、戦争が美術に対して持ち得た意味を探る

著者 河本 真理
ジャンル 歴史
美術・芸術
シリーズ レクチャー 第一次世界大戦を考える
出版年月日 2011/03/20
ISBN 9784409511145
判型・ページ数 4-6・174ページ
定価 本体1,500円+税
在庫 在庫あり
 

目次

はじめに

第1章 モダニズムと来(きた)る戦争
1 キュビスムのパピエ・コレとバルカン戦争
2 未来派と戦争の審美化

第2章 視覚媒体(メディア)とプロパガンダ
1 伝統的な視覚媒体によるプロパガンダ
2 ポスター
3 写真
4 映画

第3章 芸術家と戦場体験
1 従軍画家が見た戦場
2 カモフラージュの戦略
3 クレーの切断(分割)コラージュ
4 兵士=芸術家による身体表象

第4章 戦中戦後の美術の万華鏡(カレイドスコープ)
1 秩序への回帰
2 〈反芸術〉の逆説――複数のダダをめぐって
3 抽象美術の誕生
4 「綜合芸術作品(Gesamtkunstwerk)」のユートピア

おわりに

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内容説明

 

〈現代〉戦争はどのように表象されるのか?

モダニズム、世界の浄化を求め戦争を讃美した未来派、

過酷な戦場体験から、ダダ、秩序への回帰、抽象美術の誕生へ

断片化と綜合の間を揺れ動く、葛藤する美術の動向から、

第一次世界大戦前後を含めて、戦争が美術に対して持ち得た意味を探る。

 

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