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吉野裕子全集 6

吉野裕子全集 6

日本古来の信仰世界に渡来の易・五行思想がいかに浸透していったか!『易と日本の祭祀』他1篇を収録

著者 吉野 裕子
ジャンル 民俗 > 吉野裕子著作
シリーズ 吉野裕子全集
出版年月日 2007/08/01
ISBN 9784409549933
判型・ページ数 A5・370ページ
定価 本体3,000円+税
在庫 在庫あり
 

目次

易と日本の祭祀

第一章 易:一 易 の 成 立  二 易 の 六 義  三 太極と陰陽二元  四 八 卦 図  五 「三才」と八卦、及び六十四卦  六 八卦象徴事物一覧表  七 易 と 数  八 河 図  九 洛 書  十 九 星  十一 相生と相剋  十二 五行配当表  十三 三 合 の 理  十四 十 干  十五 十 二 支  十六 消 息 の 卦/第二章 易と日本の祭祀:序説 聖徳太子十七条憲法と易  は じ め に  一 太子憲法に対する諸家の説  二 瀧川政次郎博士の太子憲法説  三 岡田正之博士の太子憲法説  四 岡田説における十七の数の推理  五 岡田説に対する私見  六 『五行大義』にみる九と八の数、及びその意義  七 聖徳太子と蕭吉  八 九・八の数と「天沢履」  九 「天沢履」と十七条憲法/第一節 聖童女・大物忌  一 祭神に密着する聖童女・大物忌  二 伊勢神宮祭神(最強)と大物忌(最弱少)  三 「乾けん」と「兌だ」  四 天 沢 履  五 伊勢神宮祭祀と「天沢履」  六 造酒童女と座摩巫  七 川姫命の名について/第二節 聖童男・戸座  は じ め に  一 戸座の初見  二 戸座の卜貢  三 竈神の初見  四 「カマ」と「カマド」  五 三 所 竈 神  六 竈神の移動(御竈渡し  七 竈神と戸座  八 易と竈神及び戸座  九 伊勢神宮祭祀と戸座  お わ り に/第三節 易と天照大神  は じ め に  一 離卦・火 としての天照大神  二 坎卦・水 としての荒祭宮  三 正宮と荒祭宮との相関関係  四 荒祭り・即生レマツリ  五 追求されるバランス  六 荒祭宮と多賀宮との比較  七 祭屋構造にみる水火のバランス  八 神 饌  九 中国古典にみる離卦象徴としての甲殻類  十 伊勢神宮 内・外両宮の諸構造  十一 荒御魂と和御魂  十二 荒祭宮にみられる三つの意義  三 宇宙中枢を象徴する内宮の宮域/第四節 風(長女) と水(中男) の祭り  〔前篇〕 久高島のイザイホウ  一 聖地・久高島  二 久高島の祭祀制度  三 イザイホウの概要  四 イザイホウの考察  お わ り に  〔後篇〕 易とイザイホウ及びナージキー  一 易とイザイホウ  二 風(巽)としてのナンチュ  三 風とイザイホウ  四 誇示される「風」  五 「風」強調の推理  六 「風」と「水」の合一  七 水すい風ふう井せい  八 イザイホウと「水風井」  九 「風」強調の真の狙い  十 「風ふう水すい渙かん」  十一 ナージキーと「風水渙」  十二 「風水渙」と「水風井」の比較/第三章 陰陽五行と日本の信仰:第一節 伊勢神宮「三節祭」考  は じ め に  一 陰陽五行における一年の構造  二 土気について  三 土用の重要性  四 三節祭と土用  五 三 合 の 理  六 土気の三合と神嘗祭  七 辰月祭祀欠落の推  お わ り に/第二節 北辰祭祀としての伊勢大神楽試論  は じ め に  一 伊勢神宮の謎  二 伊勢神宮と天武天皇  三 陰陽五行思想の概要  四 現世の常世としての伊勢  五 伊勢神宮の秘神  六 伊勢大神楽の考察  お わ り に/第三節 陰陽五行と弁才天信仰  は じ め に  一 弁才天の本質(その発祥と神格の変遷)  二 日本における金光明最勝王経  三 弁才天と金光明経(言語の神霊化としての弁才天)  四 福神としての弁才天  五 陰陽五行による推理  六 三 合 の 理  七 宇賀神についてお わ り に/第四章 陰陽五行と日本の俗信:第一節 鬼門について  は じ め に  一 鬼門の各説  お わ り に/第二節 厄年について  一 厄年の諸説  二 陰陽五行からみた厄年  三 諸体系に対する推理と考察/第三節 死屍呪物について  は じ め に  一 死屍呪物三例  二 陰陽五行による推理  む す び  お わ り に

易と日本の祭祀』所収論考初出発表誌・書目一覧表
 

陰陽五行と童児祭祀
序/第一章 陰陽五行の概要:は じ め に  一 易について(略)  二 易 と 五 行(略)  三 五 行(略)  四 十 干(略)  五 十 二 支(略)  六 消 息 の 卦(略)  七 陰陽五行における童児/第二章 季節の転換呪術と童児:一 土 牛 童 子  二 黒川能(王祇祭)と童児  三 信州諏訪大社御頭祭のお公様  四 京都祇園祭の稚児/第三章 作神としての童児:一 オヒトツモノ  二 高田亥子の暴れ祭  三 「亥子突き」と童児/第四章 制水呪術と童児  一 利根川畔の「大オオ腹ハラ満クチ祭」(泥かけ祭)と童児  二 金刀比羅宮のお頭人様  三 古座河内祭の上臈/第五章 福神童児――ザシキワラシ考:一 ザシキワラシの定義  二 ザシキワラシの特徴  三 童男としてのザシキワラシの本質  四 境に棲む精霊としてのザシキワラシ  五 「旧家」に棲みつく精霊としてのザシキワラシ  六 「家屋」に棲みつく精霊としてのザシキワラシ  七 福神としてのザシキワラシ  八 ザシキワラシの様態  九 「枕返し」という悪戯  お わ り に/第六章 職業と呼び名――梅王・松王・桜丸と丑松・寅松――:は じ め に  一 牛飼童における「王」と「丸」  二 丁 稚  三 人柱に立つ松王という童子とその母/第七章  座 摩 巫 いかすりのみかんなぎ考――伊勢神宮の秘神・波波木神によせて――:は じ め に  一 ハハとハハキ  
二 ハ ハ キ 神  三 扶鸞について  四 朱と 鷺き  五 須す賀が利りの御おん太た刀ち  六 『延喜式』における座摩巫   
お わ り に

『陰陽五行と童児祭祀』所収論考初出発表誌・書目一覧表
索 引

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内容説明

聖徳太子憲法十七条の数の意味、伊勢神宮祭祀に不可欠な聖童女・大物忌など古代信仰をめぐる謎に迫る『易と日本の祭祀──神道への一視点』(1984年)と、祇園祭稚児、大和の暴れ祭、座敷童子など幼い祭祀者が主役の祭や民俗における易・五行思想の深い影響を探った『陰陽五行と童児祭祀』(1986年)を収める。

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