ホーム > 吉野裕子全集 1
目次
は し が き
第一章 青島から沖縄へ :青島 那智大祭の馬扇 沖縄へ 沖縄の古老をたずねて 首里の鬼の話 斎場御嶽/第二章 踊 り と 扇:踊りのけいこ 茶室で 扇の謎 きっかけ 幸いの意味 踊りと扇 ウェルズ先生のこと/第三章 祭りのなかの扇:先学による扇の研究 我が道をゆく 生活と研究 神事を追って/第四章 扇の起源をさぐる:蒲葵と私 扇の起源についての諸説 扇の種類 蒲葵 蒲葵の模擬物、扇の出現 平城宮の扇 佐太神社の神扇 美保神社の扇 扇の謎をとく糸口をつかむ 摺りたたむ扇/第五章 御嶽と蒲葵:連想好き 沖縄の特殊な言葉について 御嶽と神社 ヲナリ神 人が神になること 御嶽のなり立ち 御嶽の構造 神木蒲葵 蒲葵の嶽名と神名 蒲葵と神事/第六章 神の顕現とは:海の彼方 「ニライカナイ」 古代人が考えた人間の誕生 古代人が考えた人間の死 古代人が考えた神の顕現 森のなかの祭り 巫女の祈り/第七章 大嘗祭の蒲葵:大嘗祭 百子帳 河原の御禊地 河原の頓宮 御禊の行幸 戸座について 御禊と神霊 東方の重視 東西の意識 天皇と百子帳 戸座と百子帳 戸座の役目/第八章 ミ テ グ ラ:「クラ」という言葉 クラのいろいろ ミテグラについて ミテグラの意味 「ミテグラ」としての扇 再び踊りと扇について/第九章 扇と神事の解釈:扇の神事の分類 扇をご神体とする神事 扇が重要な祭具となる場合 扇を「さしは」として立てる神事 扇の神事間にある共通性/第十章 沖縄石垣の豊年祭:オンプウリ マイツバ御嶽の豊年祭 女綱
お わ り に
第一章 青島から沖縄へ :青島 那智大祭の馬扇 沖縄へ 沖縄の古老をたずねて 首里の鬼の話 斎場御嶽/第二章 踊 り と 扇:踊りのけいこ 茶室で 扇の謎 きっかけ 幸いの意味 踊りと扇 ウェルズ先生のこと/第三章 祭りのなかの扇:先学による扇の研究 我が道をゆく 生活と研究 神事を追って/第四章 扇の起源をさぐる:蒲葵と私 扇の起源についての諸説 扇の種類 蒲葵 蒲葵の模擬物、扇の出現 平城宮の扇 佐太神社の神扇 美保神社の扇 扇の謎をとく糸口をつかむ 摺りたたむ扇/第五章 御嶽と蒲葵:連想好き 沖縄の特殊な言葉について 御嶽と神社 ヲナリ神 人が神になること 御嶽のなり立ち 御嶽の構造 神木蒲葵 蒲葵の嶽名と神名 蒲葵と神事/第六章 神の顕現とは:海の彼方 「ニライカナイ」 古代人が考えた人間の誕生 古代人が考えた人間の死 古代人が考えた神の顕現 森のなかの祭り 巫女の祈り/第七章 大嘗祭の蒲葵:大嘗祭 百子帳 河原の御禊地 河原の頓宮 御禊の行幸 戸座について 御禊と神霊 東方の重視 東西の意識 天皇と百子帳 戸座と百子帳 戸座の役目/第八章 ミ テ グ ラ:「クラ」という言葉 クラのいろいろ ミテグラについて ミテグラの意味 「ミテグラ」としての扇 再び踊りと扇について/第九章 扇と神事の解釈:扇の神事の分類 扇をご神体とする神事 扇が重要な祭具となる場合 扇を「さしは」として立てる神事 扇の神事間にある共通性/第十章 沖縄石垣の豊年祭:オンプウリ マイツバ御嶽の豊年祭 女綱
お わ り に
内容説明
第一巻は『扇』と『祭りの原理』を収める。『扇』は、日本の生活と文化の中にいまなお実用的にもまた象徴物としても重要な役割を果たしている扇をめぐって、その起源の秘密に近づくことで日本人の性と古代信仰の世界に行き着く著者の出世作。『祭りの原理』はその問題意識を発展させ、沖縄の御嶽、古代の産屋と喪屋、蛇と箒神、山の神、神迎えと神送り、勾玉考など、古代信仰にかかわる様々な局面を独自の「性」の視点で切り開いた意欲作。