ホーム > 東南アジアの森に何が起こっているか

東南アジアの森に何が起こっているか

熱帯雨林とモンスーン林からの報告

東南アジアの森に何が起こっているか

開発の波にさらされる森林とそこで暮らす人びとの生活は今――人びとの暮らしの知恵と森林の特質、そしてその変化を追う

著者 秋道 智彌
市川 昌広
ジャンル 人類学
自然 > 環境
出版年月日 2008/03/01
ISBN 9784409530368
判型・ページ数 4-6・304ページ
定価 本体2,500円+税
在庫 在庫あり
 

目次

序章 東南アジアの森に何が起こっているか――熱帯雨林とモンスーン林からの報告 秋道智彌/市川昌広

第1章 メコン流域からスンダランドへ/大陸部 動かない森、変転する森―ラオスの森林の一〇〇年史 河野泰之/島嶼部 うつろいゆくサラワクの森の一〇〇年―多様な資源利用の単純化 市川昌広

第2章 森林産物利用の社会経済史/大陸部 メコン跨境流域の森林産物―ラーオの森のラッチとチーク 竹田晋也/島嶼部 サラワク・シハン人の森林産物利用―狩猟や採集にこだわる生計のたてかた 加藤裕美

第3章 森にすむ人びとの知恵を探る/大陸部 「水田と樹木の複合」の知恵―ラオス中部の産米林の事例から 小坂康之/島嶼部 ボルネオ熱帯雨林を利用するための知識と技―サゴ澱粉とオオミツバチの蜂蜜・蜂の子・蜜蝋採集 鮫島弘光/小泉都

第4章 森とエコ・ポリティックス/大陸部 森の錬金術と国境―雲南と東南アジア大陸部山地 阿部健一/島嶼部 バリケード・裁判・森林認証―サラワクの原生林に刻み込まれたポリティックス 藤田渡

第5章 開発の波の進行/大陸部 雲南におけるゴム林拡大の歴史 長谷千代子/島嶼部 サラワクにおけるプランテーションの拡大 祖田亮次

終章 東南アジアの森と暮らしの変化 山田勇

このページのトップへ

内容説明

地球規模の環境問題である熱帯・亜熱帯林の劣化・減少にたいし私たちはどう対処すればよいのか。本書では、気候帯のちがう島嶼部のボルネオ島と大陸部のラオス、中国の事例を取りあげ、大胆な二地域間の比較を試みる。異なる条件にある森林をめぐる人びとの営みを通じ、構造的な類縁性、同時代性からみられる収斂性、多様性を総合的に分析する。

このページのトップへ

関連書籍

熱帯アジアの森の民

熱帯アジアの森の民

熱帯アジアの森と民の変容と将来を展望する

著者:池谷 和信
 
コモンズの人類学

コモンズの人類学

地域と地球の環境問題の礎、コモンズの考察

著者:秋道 智彌
 
 
熱帯アジアの人々と森林管理制度

熱帯アジアの人々と森林管理制度

グローバル環境時代の森で考える。

 
 

このページのトップへ