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北条政子

幕府を背負った尼御台

北条政子

あくまで史料に基づきながら新しい政子像、人間‐北条政子の人生を浮き彫りにしながら、中世の女性像を追究する。

著者 田端 泰子
ジャンル 歴史 > 日本史
出版年月日 2003/10/01
ISBN 9784409520529
判型・ページ数 4-6・200ページ
定価 本体2,300円+税
在庫 在庫あり
 

目次

はじめに――中世という時代
「御台所」北条政子
政子の婚姻/頼朝の妻/頼朝の旗上げと「御台所」の登場/政子の出産と亀の前事件/大姫と志水義高/宮菊のこと/政子の「貞女」観/その後の静/義経誅殺の意義/頼朝の側室/頼朝、鹿を射る

「尼御台所」の後見――頼家時代
頼家の政治とその停止/梶原の乱と頼家政治のあやうさ/城氏の乱と坂額の姿/舞女「微妙」/頼家の失脚

「尼御台所」の働き――実朝時代
十二歳の将軍/実朝の婚姻/畠山重忠の乱/一族長老の尼/平穏な時代/和田合戦/束の間の平和

「二位家」の確立
鶴岡八幡宮の悲劇/「二位家」の役割/承久の乱の始まりと政子の演説/乱の広がりとその結果

承久の乱後の政子
承久の乱の意義/伊賀氏の乱/政子の死

武士階級の女性たち
武士の娘と妻/所領配分に見る女性/後家による所領配分/『御成敗式目』にみる武士の女性/「置文」にみる妻と娘/夫婦の役割分担

政子はどのように語られたか
同時代の政子評/室町期の政子評/物語のなかの政子

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内容説明

歴史学者としてあくまで史料分析に基づきながらも、新しい政子像、中世の女性像を追究する。史料は「御伽草紙」から「御成敗式目」まではばひろく扱い、現代の、しかも同じ女性の視点から、人間-北条政子の人生を浮き彫りにするとともに、鎌倉幕府における政子の貢献、存在の重要性をあらためて強調する。そして政子をとおして、中世封建社会の女性の生き方、役割についての、これまでの抑圧された存在という定説を覆す、生き生きとした姿を捉える。

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