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東アジア内海世界の交流史

周縁地域における社会制度の形成

東アジア内海世界の交流史

海から立ちあらわれるもう一つの東アジア、その人とモノの交流史

著者 加藤 雄三
大西 秀之
佐々木 史郎
ジャンル 歴史 > 東洋史
アジアの本
出版年月日 2008/03/01
ISBN 9784409510599
判型・ページ数 4-6・304ページ
定価 本体2,400円+税
在庫 在庫あり
 

目次

はじめに―東アジア内海世界へ 加藤雄三

第一部 交流・交易をになった地域のすがた
第一章 アイヌ文化の成立と交易  瀬川拓郎/第二章 琉球王国における貢納制の展開と交易―「琉球弧」域内統合と交易システム  岡本弘道/第三章 アイヌの北方交易とアイヌ文化―銅雀台瓦硯の再発見をめぐって  中村和之/第四章 南島の交流と交易―環東シナ海における位置  角南聡一郎

第二部 社会をつくる人びと、つなぐ人びと
第五章 清代マンジュ(満洲)人の「家」と国家―辞令書と系図が語る秩序  杉山清彦/第六章 近世琉球の社会と身分―「家譜」という特権  渡辺美季/第七章 ダイチン・グルン時期のアンダ―帝国の編成から交易における活用まで  承志/第八章 台湾事件と漢番交易の仲介者―双渓口の人びとのまなざし  林淑美

第三部 日々の営みをめぐる権利
第九章 極東ロシア先住民族の狩猟領域―沿海地方のウデへの事例から  佐々木史郎/第一〇章 清末民国期の太湖流域漁民―漂泊・漁撈生活と入漁慣行  大田出/第一一章 アイヌ社会における川筋集団の自律性  大西秀之/第一二章 租界社会と取引―不動産の取引から  加藤雄三

おわりに―周縁からながめた東アジア内海世界 大西秀之

あとがき 佐々木史郎

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