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共感と解釈

続・臨床の現場から

共感と解釈

感じること/知ること 心の深みを理解し治療的にかかわるために

著者 成田 善弘
氏原 寛
ジャンル 心理学 > 精神医学
出版年月日 2004/08/01
ISBN 9784409390047
判型・ページ数 A5・272ページ
定価 本体3,800円+税
在庫 在庫あり
 

目次

まえがき(氏原 寛)
序章 共感と解釈 患者と治療者の共通体験の探求(成田善弘)

第一章 心理臨床における関係性の体験からみた共感と解釈  藤原勝紀
第二章 言葉を超えないこと 共感から解釈へ  松本邦弘
第三章 「共感のない解釈」と「解釈のない共感」  李 敏子
第四章 「共感」の解釈  中本征利
第五章 相手に中に自分を見いだすとき  岡田 敦
第六章 行動化―その共感と解釈  鈴木 龍
第七章 共感の大切さとむずかしさ  菅 佐和子
第八章 共感と解釈 ユング心理学の視点から  横山 博
第九章 夢分析における共感と解釈  渡辺雄三
第十章 共感―不可能な可能性  藤山直樹
終章  告白、解明、教育、変容 共感と解釈をめぐって  氏原 寛
あとがき(成田善弘)

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内容説明

感じること/知ること 心の深みを理解し治療的にかかわるために

本書は、同じ人文書院から先に出版され、さいわい好評を得た『転移・逆転移―臨床の現場から』の続編である。転移、逆転移という言葉が精神分析に発しているのに対して、共感は、ロジャーズが強調したこともあって、心理臨床家にもなじみの深いものである。解釈は精神分析学と縁の深いことばであるが、共感と不即不離の関係にある。大雑把に言って、共感はすぐれて感情的なプロセスであり、解釈は知的である。それだけ相反的なプロセスと考えられやすい。しかし感じるためには知らねばならない。よって立つ理論的枠組みがいちじるしく共感的能力を高める (逆に妨げる)場合が多いことは、臨床家のつとに気づいているところである。どういった場合に促進的、どういうとき妨害的になるのかは微妙である。しかし本書の著者たちは、いずれもすぐれた実践家と同時に理論家であるだけに、そこのとことを自らの経験に照らしてまさにユニークな見解を示している。同じ問題に試行錯誤をくり返しているはずの同行の方たちに、必ずや参考になるところ大であると、信じている。(まえがきより)

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