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暴力の発生と連鎖

暴力の発生と連鎖

暴力は単純な「悪」ではない、暴力の発生する源はどこなのか、そして連鎖はなぜ起こるのか。多様な専門家による暴力についての論及

著者 上村 くにこ
ジャンル 心理学
シリーズ 心の危機と臨床の知 
出版年月日 2008/02/01
ISBN 9784409340387
判型・ページ数 A5・270ページ
定価 本体2,500円+税
在庫 在庫あり
 

目次

第一部 暴力の臨床 
犯罪・非行臨床から見た「暴力」  藤岡淳子/男性がこころに抱えるものをどう扱うか  濱田智崇/DV加害者への取り組み---「メンズサポートルーム」に関わって 千葉征慶

第二部 暴力の構造論
優しいままの暴力  森達也/米国プロパガンダ・ポスターに見るナショナリズムとジェンダー  北原恵/残虐性に彼方は?  港道隆

第三部 暴力の神話学
暴力神の系譜  篠田知和基/ヘシオドスに現在を読む---暴力・争い・正義・ジェンダー  饗庭千代子/ギリシア悲劇における暴力と女性なるもの  上村くにこ

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内容説明

暴力は複雑で定義しがたいエネルギーである。本書では、犯罪・非行臨床から見た暴力、DV加害者への取り組み、ジェンダーと暴力の問題、暴力神の系譜など、心理学・神話研究・哲学・表象研究などの専門を異にする論者が、それぞれの立場から現代の暴力の発生と連鎖について考え、それを直視する。また、DVから戦争まで、現代の社会が抱える暴力の問題を、性的差異という論点から眺めなおし、差異から共生への積極的回路をさぐる試みでもある。

(甲南大学人間科学研究所叢書第2期全7巻完結)

執筆者 藤岡淳子/濱田智崇/千葉征慶/森達也/北原恵/港道隆/篠田知和基/饗庭千代子/上村くにこ

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