ホーム > 精神分析と現実界

精神分析と現実界

フロイト/ラカンの根本問題

精神分析と現実界

精神分析,その起源への遡行

著者 立木 康介
ジャンル 心理学
出版年月日 2007/06/01
ISBN 9784409340356
判型・ページ数 A5・272ページ
定価 本体3,200円+税
在庫 在庫あり
 

目次

Ⅰ シニフィアンの論理と対象a
 第一章 精神分析の反メタ言語論――マホーニィ、ラカン、フロイト
  1 マホーニィのフロイト読解と反メタ言語の原則
  2 反メタ言語の論理
  3 反メタ言語論の臨床的意義

 第二章 V、f、a
  1 パラダイム
  2 フレーゲとともに
  3 大他者の二重性
  4 去勢
  5 偽
  6 主体の位置

 第三章 欲望の対象と原因――ラカンの「カントとサド」
  1 欲望の原因としての対象
  2 カントのほうへ
  3 サドとともに

Ⅱ 決定論の彼岸
 第四章 精神分析は偶然をどう考えるか
  1 外的偶然/内的偶然
  2 偶然と因果性
  3 フロイトの病因論
  4 症例エマ――外傷の反復
  5 欲動――決定論の隙間に
  6 偶然と主体性

 第五章 夢と覚醒のあいだ――テュケーについて
  1 寝覚めへの問い
  2 非決定因
  3 夢の彼岸

Ⅲ 身体と欲動
 第六章 精神分析的身体論の基礎――フロイトにおける二、三の問題圏
  1 精神分析以前のヒステリー
  2 ヒステリー症状における身体
  3 「身体側の歩み寄り」
  4 欲動論のほうへ
  5 生物学的身体とエロース的身体
  6 エロース的身体の現実――部分と全体の関係について

 第七章 死の欲動についてフロイトはなにを語ったか――タナトス問題系の構築に向けて
  1 沈黙せる死の欲動、その経済論的アポリア
  2 攻撃性の問題――愛にたいする憎しみの先存
  3 道徳のタナトス的起源

Ⅳ Et caetera
 第八章 ロラン・バルトの見えない同性愛――「母の法」についての覚え書き
  1 テクストと人
  2 告白されざる同性愛
  3 母への愛という神話
  4 同性愛と母の法
  5 小説の計画と中絶

 第九章 質料と偶然――アルチュセールからアリストテレスへのひとつの遡行
  1 アルチュセールの「出会いの唯物論』によせて
  2 アリストテレスにおける偶然の概念
  3 偶然と目的、目的と質料
  4 質料と偶然

このページのトップへ

内容説明

現実界、象徴界、シニフィアン、対象a、死の欲動…。フロイト/ラカン精神分析の基礎をなす諸問題の精密きわまる読解。『夢判断』から100年余り、精神分析の真の開始を告げる本格的論考の誕生。才気溢れる気鋭による初の単著。

このページのトップへ

関連書籍

ラカン 真理のパトス

ラカン 真理のパトス

同時代の視点から捉えるラカン

著者:上尾 真道
 
「エクリ」を読む

「エクリ」を読む

ついに『エクリ』が分かる

 
 
ラカン 患者との対話

ラカン 患者との対話

ラカンによる臨床現場のドキュメント

著者:小林 芳樹 編訳
 
 
フロイト全著作解説

フロイト全著作解説

現在最も必要とされる「フロイト著作事典」

 
メルロ=ポンティと病理の現象学

メルロ=ポンティと病理の現象学

哲学と医学をつなぐ思想

著者:澤田 哲生
 
 

このページのトップへ