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花の命・人の命

土と空が育む

花の命・人の命

日本人の感性はどのように変容していったのか?生命性の象徴である花をテーマに領域をこえて様々な切り口で読み解く

著者 斧谷 彌守一
ジャンル 心理学
シリーズ 心の危機と臨床の知 
出版年月日 2006/02/01
ISBN 9784409340301
判型・ページ数 A5・242ページ
定価 本体2,500円+税
在庫 在庫あり
 

目次

まえがき──「花」をめぐる感性の変容

第一部 「花」の来歴
梶井基次郎「桜の樹の下には」について──コノハナノサクヤビメとのかかわりをめぐって 金関 猛/沖縄人(ウチナンチュ)の心──テダが花 高阪 薫

第二部 「花」そのもの
花々の命の営み 田中 修/花がこころを開く──環境療法(Milieu Therapy)と園芸療法(Plants Assisted Therapy) 浅野房世

第三部 重畳する「花」
舛次崇と植木鉢の花──アウトサイダー・アートに花を探す 服部 正/複式夢幻能における〈花〉 川戸 圓/花のコスモロジー 加藤 清

第四部 「言」の「花」
花が花開く・言葉が花開く──「たま」をめぐる式子内親王/東直子の歌 斧谷 彌守一/「理性」という徒花?──人間の危うさ 岩城見一

甲南大学人間科学研究所 第6回公開シンポジウム
花の命・人の命--------震災10周年を記念して生命(いのち)を考える
パネルディスカッション

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内容説明

現代の人間が直面する危機的状況という大きな課題に光をあて、臨床心理学のみならず思想、文学、芸術学ほか、自然科学系まで幅広い学問分野の協力によって現代人の心を理論的に追求し、社会に向けて提言してゆく好評のシリーズの第6巻。戦後アメリカ文化の影響の下、日本人の感性的・身体的環境は激変したが、その根底に日本人の伝統的感性はどのように流れ続けていくのか、本巻では「感性の変容」をテーマに日本における新しい感性の限界と可能性をさぐっていく。とくに古来、日本人に根付いている「花」をテーマに4部構成9編の気鋭の論文を収録した。

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