ホーム > 夢分析 II
目次
冬学期第1部:1929年11月6日
第5講~1929年12月11日
第10講
冬学期第2部:1930年・1月22日
第1講~1930年3月26日・第10講
夏学期:1930年5月6日
第1講~1930年6月25日・第8講
原注/訳者あとがき/人名索引/事項索引
第5講~1929年12月11日
第10講
冬学期第2部:1930年・1月22日
第1講~1930年3月26日・第10講
夏学期:1930年5月6日
第1講~1930年6月25日・第8講
原注/訳者あとがき/人名索引/事項索引
内容説明
この本で扱われている夢は、歴史的・民俗的・芸術的に、つまり可能なかぎり広い視野の中で検討される。それはまるで万華鏡のようで、それだけで興味がそそられ、夢はこうして分析されるものなのかと改めて教えられる。著作のときのように自己完結的にならないユングは、患者の生の具体的な諸相についての数々の、ときには立ち入った情報さえ提供する。したがって集合的無意識の経験が具体的な生のコンテクストの中において浮かび上がってくる。それは個別的・一回的な生と集合的無意識との間の相互作用であり、特殊を通じて現れてくる心的なダイナミズムである。ユングのセミナーノートは決して公刊された著作の補足ではない。彼の心理学的な仕事のもっとも本質的な一部分をなしている。この本を初め、一連のセミナー記録が残されなければ、ユングの仕事の全体がわれわれに明らかにされることはなかった。ユング思想の全体的理解にとっての必読文献。