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チェーホフの世界

自由と共苦

チェーホフの世界

没後一〇〇年、作品と足跡を追いながら、人間はいかに生きたらよいかを考える。いま甦る、心洗われるチェーホフ像。

著者 渡辺 聡子
ジャンル 文学 > 海外文学・文芸評論 > 海外文学評論
出版年月日 2004/08/01
ISBN 9784409140581
判型・ページ数 4-6・256ページ
定価 本体2,500円+税
在庫 在庫あり
 

目次

チェーホフが求めた自由――奴隷から「ほんとうの人間」へ/家庭とは――兄の結婚、妹のこと/ユニークな女友だち――『三年』のラッスーヂナとクンダーソヴァ/囚人の島サハリンへ/メーリヴォ村の変わった地主/チェーホフとシモーヌ・ヴェーユ/農民の世界から――『谷間』の無垢な娘/貧しい農婦と使徒ペトロ――『学生』の母娘(ははこ)/自由をめぐる三部作――『箱に入った男』『すぐり』『愛について』/『犬を連れた奥さん』――「箱」からの解放/結婚――大きな人間

(付)チェーホフ旦那の思い出(農民の回想)

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内容説明

日常をつましく生きる人びとの喜びや悲しみにチェーホフは人一倍敏感だった。人間の置かれた悲惨な状況を実見するためサハリンの監獄を訪れ、農民と親しく接して彼らの生活の向上に努めた。著者はシモーヌ・ヴェイユと照応させながら、チェーホフの思想の核に「自由」と「共苦」を措く。没後一〇〇年、作品と足跡を追いながら、人間はいかに生きたらよいかを考える。いま甦る、心洗われるチェーホフ像。

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