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日本回帰・再論

近代への問い、あるいはナショナルな表象をめぐる闘争

日本回帰・再論

「国民国家論」を提起した著者の思想的総括の書

著者 西川 長夫
ジャンル 思想 > 日本思想
出版年月日 2008/07/01
ISBN 9784409040935
判型・ページ数 4-6・280ページ
定価 本体2,800円+税
在庫 在庫あり
 

目次

1 欧化と回帰 ―日本という表象をめぐって―

2 欧化と日本回帰・再論 ―「戦争」と「戦後」を改めて考える―

3 日本におけるフランス ―マチネ・ポエティック論―

4 旅の思想 ―森有正における「日本回帰」について―

5 河上肇の『自叙伝』 ―河上肇における「没落」と「文学」―

6 日本回帰とネオナショナリズム ―支配のイデオロギー―

7 江藤淳における「戦後」と「日本回帰」 ―無条件降伏論争をめぐって―

8 三島由紀夫における日本回帰

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内容説明

日本回帰とは何か。それは日本人と日本の思想の宿命なのか。この日本的特性の謎を解くべく、著者は近代日本でほぼ30年ごとに繰り返す欧化主義と国粋主義の特異なサイクルを分析する。同時に、1930年代以後の日本回帰の頂点を占める「近代の超克」論議や、西欧を理想化することで戦争に対峙したが、日本の現実から遊離した「マティネ・ポエティク」の意味、「西欧」を熱烈に求めながら最後には日本に回帰した森有正と河上肇の思想、戦後の保守主義をリードした江藤淳・三島由紀夫らの鋭角的な「日本回帰」等々について論じる。

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