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サッカーの詩学と政治学

サッカーの詩学と政治学

サッカーを巡る体験のもつ政治性を読み解く

著者 有元 健
小笠原 博毅
ジャンル 思想 > 日本思想
出版年月日 2005/10/01
ISBN 9784409040768
判型・ページ数 4-6・240ページ
定価 本体2,000円+税
在庫 在庫あり
 

目次

序章 サッカーの詩学と政治学  有元 健
第Ⅰ部 サッカーと文化的アイデンティティの接合
「このアタッキングプレーだ!」――セルティックのファンダムにみるサッカー美学とディアスポラ的想像力の節合  小笠原博毅/浦和レッズサポーター 変容する実践とその楽しみ――ローカリズムとナショナリズムを超えて  清水 諭

第Ⅱ部 サッカーと脱植民地化
ユニオンジャックの下の黒――アイデンティティの見世物、W杯、そしてなぜサッカーを真剣に考える必要があるのか  レス・バック(有元健訳)/インドサッカーの問題と展望  ポール・ディメオ(小笠原博毅訳)/アフリカとヨーロッパはサッカーの対等者なのか!  オサス・オバイウワナ(有元健訳)

第Ⅲ部 サッカーとメディア表象
W杯と日本の自画像、そして韓国という他者  黄 盛彬(フアン ソンピン)/迂回路をたどる――サッカー文化における〈女性化された〉ファンの位置と実践  田中東子

終章 サッカーの詩学と政治学に向けて  小笠原博毅

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内容説明

サッカーは単に人びとの熱狂という単一的な経験を生み出すのではない。歴史の中で、ヨーロッパ、アフリカ、アジアなどそれぞれの場所において人との文化的アイデンティティの構築や、植民地/被植民地的構造と結びついてきた。プレーの芸術性や身体の美学を見出したり、あるいはナショナリズムが導く紛争の悲劇にサッカーを閉じ込めたりするのではなく、サッカーをめぐる人びとの具体的な経験を、その社会の政治的な文脈との交渉関係に位置づけ、彼らの実践がそうした権力関係の只中を両義的に横断していることを読み解いていく。

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