ホーム > カルチュラル・ターン、文化の政治学へ
目次
序章 カルチュラル・ターン、文化の政治学へ
Ⅰ カルチュラル・スタディーズとは何か
岐路に立つカルチュラル・スタディーズ/経験としての文化 言語としての文化/都市エスノグラフィーからサブカルチャー研究へ./カルチュラル・スタディーズとグラムシの対話
Ⅱ グローバル化の文化地政学
グローバル化と脱-配置(ディス ロケート)される空間/グローバル化のなかの文化と権力/廃墟の市場、あるいは文化都市の崩壊/デザイン、あるいは感覚の政治学
Ⅲ メディア天皇制とナショナリズム
メディア天皇制とカルチュラル・スタディーズの射程/雑誌メディアとナショナリズムの消費/女性国際戦犯法廷とナショナル・メディアの沈黙/ナショナリズムとスポーツの政治/幻の東京オリンピックをめぐって
Ⅳ 変容するメディアと文化的公共圏
読書の崩壊と文化的公共圏/メディア・リテラシーと文化の批判的実践/メディア研究、あるいはパブリックな知のために
Ⅰ カルチュラル・スタディーズとは何か
岐路に立つカルチュラル・スタディーズ/経験としての文化 言語としての文化/都市エスノグラフィーからサブカルチャー研究へ./カルチュラル・スタディーズとグラムシの対話
Ⅱ グローバル化の文化地政学
グローバル化と脱-配置(ディス ロケート)される空間/グローバル化のなかの文化と権力/廃墟の市場、あるいは文化都市の崩壊/デザイン、あるいは感覚の政治学
Ⅲ メディア天皇制とナショナリズム
メディア天皇制とカルチュラル・スタディーズの射程/雑誌メディアとナショナリズムの消費/女性国際戦犯法廷とナショナル・メディアの沈黙/ナショナリズムとスポーツの政治/幻の東京オリンピックをめぐって
Ⅳ 変容するメディアと文化的公共圏
読書の崩壊と文化的公共圏/メディア・リテラシーと文化の批判的実践/メディア研究、あるいはパブリックな知のために
内容説明
著者はこれまで、日常の文化実践についての批判的理解の方法として、文学研究と社会学、人類学、歴史学、マスコミ論、美術史などを横断する批判的知=「カルチュラル・スタディーズ」を開示してきたが、本書では,このような言語論的・解釈学的転回を受けながら、現代の社会理論のなかに浮上してきた「文化」への新しいまなざし=「カルチュラル・ターン」を追求している。ここで論じられるテーマは、マスメディアの送り手と受け手、消費文化、都市空間とサブカルチャー、メディア・リテラシー、グローバル化とメディア・ナショナリズム、広告や映像の中の人種やジェンダー,アイデンティティの文化政治学など多岐にわたる。岩波版「思考のフロンティア」シリーズで名著『カルチュラル・スタディーズ』を執筆した著者の、久々の現代社会の文化理論についての総合的分析。
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