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資本と言語

ニューエコノミーのサイクルと危機

資本と言語

金融経済とポストフォーディズムの労働、現代世界において支配的となった剰余価値生産の新たなる形態を、言語行為論から析出する。

著者 クリスティアン・マラッティ
柱本 元彦
水嶋 一憲
ジャンル 思想 > 海外思想
出版年月日 2010/06/01
ISBN 9784409030776
判型・ページ数 4-6・200ページ
定価 本体2,500円+税
在庫 在庫あり
 

目次

英語版まえがき 「労働する言語」(マイケル・ハート)

第一章 ポストフォーディズムからニューエコノミーへ
 序
 歴史的起源
 世論の至上権
 言語分析の道筋
 ポストフォーディズムの顕著な特徴
 労働時間についての批判的考察
 貨幣の言語的次元について
 ニューエコノミーとアテンションエコノミー

第二章 新しい景気循環
 危機のクロニクル
 中核=周辺モデルについて
 マンデルによる景気循環

第三章 剰余価値の回帰
 経済循環と剰余価値の貨幣化
 循環形態の合理性
 退蔵とマルチチュード
 退蔵とパニック
 〈一般的知性〉のスクラップ化

第四章 戦争と景気循環

解説 「追伸――〈金融〉と〈生〉について」(水嶋一憲)
訳者あとがき
参考文献・人名索引

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内容説明

経済と社会を結ぶハードコア。金融経済とポストフォーディズムの労働、現代世界において支配的となった剰余価値生産の新たなる形態を、言語行為論から析出する。

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