ホーム > シベリア抑留者への鎮魂歌
目次
はじめに
序章 シベリア出兵とシベリア抑留
はじめに--2018年夏ロシア極東慰霊・墓参団に参加して
第一節 イワノフカ村事件と「出兵」の歴史的影響 1 イワノフカ村虐殺事件/2 「出兵」は日本軍に何を残したか/
第二節 アムール州における日本人捕虜
1 州全体の状況/2 各分所の様子
第一章 ソ連で銃殺刑判決を受けた日本人 一九四五―四七年
はじめに
第一節 ソ連抑留の「戦犯」と裁判
1 「戦犯」と根拠法/2 裁判の実態
第二節 銃殺刑判決の罪状と法的根拠
1 対ソ諜報活動/2 反ソ武装行動/3 捕虜脱走時の警備兵、住民の殺傷
第三節 既存の知見と照合して
1 対ソ諜報活動/2 反ソ武装行動/3 南樺太での朝鮮人惨殺
おわりに---今後の課題
第二章 中村百合子---諜報活動の謎と女囚の生き様
はじめに
第一節 中村の経歴を追いかける
第二節 北朝鮮での諜報活動、逮捕・取調べ
第三節 モスクワ、タイシェット、ハバロフスク
おわりに
第三章 石原吉郎---抑留を二度生きた詩人の戦後
はじめに
第一節 石原の帰国---詩作と心境
第二節 抑留を追体験するエッセイ
第三節 収容所における失語と自由
第四節 石原の見た戦後日本社会
第四章 四國五郎---抑留体験とヒロシマ
はじめに
第一節 フルムリ収容所にて
1 フルムリでの労働と生活/2 民主運動への参加と文化活動/3 原爆の広島投下を一年半後に知る/4
帰国を夢見てナホトカへ
第二節 ナホトカ収容所にて
1 民主運動の激化/2 ハバロフスク本部とナホトカ現地の対立か/3 四國の文化活動の開花と批判/4
四國の鋭い人間観察
第三節 日本帰国後の四國
1 ナホトカから舞鶴へ、広島へ/2 帰郷翌日に入党して活動/3 党の分裂と地元ヒロシマへのこだわり
終章 抑留研究の過去・現在・未来
はじめに
第一節 政治問題としての抑留問題
第二節 ペレストロイカ以降の研究
第三節 抑留研究会発足後の成果と今後の課題
おわりに
資料 個人記録データベース化の提言
おわりに
序章 シベリア出兵とシベリア抑留
はじめに--2018年夏ロシア極東慰霊・墓参団に参加して
第一節 イワノフカ村事件と「出兵」の歴史的影響 1 イワノフカ村虐殺事件/2 「出兵」は日本軍に何を残したか/
第二節 アムール州における日本人捕虜
1 州全体の状況/2 各分所の様子
第一章 ソ連で銃殺刑判決を受けた日本人 一九四五―四七年
はじめに
第一節 ソ連抑留の「戦犯」と裁判
1 「戦犯」と根拠法/2 裁判の実態
第二節 銃殺刑判決の罪状と法的根拠
1 対ソ諜報活動/2 反ソ武装行動/3 捕虜脱走時の警備兵、住民の殺傷
第三節 既存の知見と照合して
1 対ソ諜報活動/2 反ソ武装行動/3 南樺太での朝鮮人惨殺
おわりに---今後の課題
第二章 中村百合子---諜報活動の謎と女囚の生き様
はじめに
第一節 中村の経歴を追いかける
第二節 北朝鮮での諜報活動、逮捕・取調べ
第三節 モスクワ、タイシェット、ハバロフスク
おわりに
第三章 石原吉郎---抑留を二度生きた詩人の戦後
はじめに
第一節 石原の帰国---詩作と心境
第二節 抑留を追体験するエッセイ
第三節 収容所における失語と自由
第四節 石原の見た戦後日本社会
第四章 四國五郎---抑留体験とヒロシマ
はじめに
第一節 フルムリ収容所にて
1 フルムリでの労働と生活/2 民主運動への参加と文化活動/3 原爆の広島投下を一年半後に知る/4
帰国を夢見てナホトカへ
第二節 ナホトカ収容所にて
1 民主運動の激化/2 ハバロフスク本部とナホトカ現地の対立か/3 四國の文化活動の開花と批判/4
四國の鋭い人間観察
第三節 日本帰国後の四國
1 ナホトカから舞鶴へ、広島へ/2 帰郷翌日に入党して活動/3 党の分裂と地元ヒロシマへのこだわり
終章 抑留研究の過去・現在・未来
はじめに
第一節 政治問題としての抑留問題
第二節 ペレストロイカ以降の研究
第三節 抑留研究会発足後の成果と今後の課題
おわりに
資料 個人記録データベース化の提言
おわりに
内容説明
新発見の公文書から明らかにされるソ連で銃殺刑判決を受けた日本人の記録、シベリア出兵からソ連の対日参戦へ、諜報活動から長期抑留された女囚の謎、詩人石原吉郎、画家四國五郎の苛酷な抑留生活とその戦後、など様々な抑留の実態を伝える。
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- 書評掲載『シベリア抑留者への鎮魂歌』(毎日新聞) - 2019.03.10