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囚われなき情愛を通じて、人生を再び歩み始めるまでの道程を描く傑作
著者 | 津島 佑子 著 堀江 敏幸 解説 |
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ジャンル | 文学 > 日本文学・文芸評論 > 日本文学フィクション |
シリーズ | 津島佑子コレクション |
出版年月日 | 2017/12/11 |
ISBN | 9784409150313 |
判型・ページ数 | 4-6・384ページ |
定価 | 本体3,200円+税 |
在庫 | 在庫あり |
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目次
光輝やく一点を
大いなる夢よ、光よ
「タマシイ」の音符 堀江敏幸
大いなる夢よ、光よ
「タマシイ」の音符 堀江敏幸
内容説明
息子を見失ったその人は、それでも夢をたゆたい記憶を辿りながら、共に過ごした時間のあの喜びを見届けてくれる存在を求めつづけた。囚われなき情愛を通じて、人生を再び歩み始めるまでの道程を描く傑作。
自分の記憶が他者の記憶に入り交じり、結果として、もっと大きな自分を育てる力になる。
「タマシイ」の真の浮遊を保つために必要なのは、光をも飲み込む言葉の重力だ。
『大いなる夢よ、光よ』には、その重力の働く一点が、確実に示されている。
―堀江敏幸 「「タマシイ」の音符」より
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