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平安時代の王朝物語「夜の寝覚」の作者と共に、人間の幸福の意味を問いかける名著
著者 | 津島 佑子 著 木村 朗子 解説 |
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ジャンル | 文学 > 日本文学・文芸評論 > 日本文学フィクション |
シリーズ | 津島佑子コレクション |
出版年月日 | 2017/09/30 |
ISBN | 9784409150306 |
判型・ページ数 | 4-6・372ページ |
定価 | 本体3,000円+税 |
在庫 | 在庫あり |
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目次
夜の光に追われて
生きることの核心 木村朗子
生きることの核心 木村朗子
内容説明
あなたはなぜ書いたのか、一人で子を成す孤独を。あなたも知っていたのか、子を奪われる苦しみを。千年の時を超え、平安時代の王朝物語「夜の寝覚」の作者とともに、人間の幸福の意味を問いかける名著。
津島文学にとっての「子どもの死」とは、文学によって思いめぐらすべき、文学としての問いかけなのである。
したがってそれは、もはや津島佑子という一人の人間の個人的な体験に還元されるべきものではない。
人間の存在への、あるいは生きることについての問いなのである。
―木村朗子「生きることの核心」より
木村朗子先生(日本文学研究)による解説「生きることの核心」を公開しました→★
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