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悲しみについて  新刊

悲しみについて

1985年の春、その人は息子を失った。聞き届けられるべき、不滅の物語

著者 津島 佑子
ジャンル 文学 > 日本文学・文芸評論 > 日本文学フィクション
シリーズ 津島佑子コレクション
出版年月日 2017/06/30
ISBN 9784409150290
判型・ページ数 4-6・332ページ
定価 本体2,800円+税
在庫 在庫あり
 

目次

夢の記録
泣き声
ジャッカ・ドフニ―夏の家
春夜
夢の体
悲しみについて
真昼へ

人の声、母の歌 石原燃

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内容説明

1985年の春、その人は息子を失った。そして絶望の果てに、夢と記憶のあわいから、この「連作」を紡ぎはじめた。彼女は何を信じ、何に抗いつづけているのか。聞き届けられるべき、不滅の物語。

 

やわらかい光のなかで母の声が響く。

この世界には言葉が溢れてる。人はその言葉に身を浸すことで喪失の恐怖から逃れようとするけど、そこに身を浸している限り、決して聞くことのできない声というものがあるのよね。

青いテーブルクロス。白い皿。りんごの皮。
母の声はくっきりと、速度をあげて、途切れることなく、歌になる。

―石原燃「人の声、母の歌」より

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