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島/南の精神誌  新刊

島/南の精神誌

何もない森だけの聖地、海の彼方から来る神……原初の信仰を求めて、半世紀を超える旅から生まれた清冽な思考。

著者 岡谷 公二
ジャンル 民俗
出版年月日 2016/09/01
ISBN 9784409540831
判型・ページ数 A5・608ページ
定価 本体7,800円+税
在庫 在庫あり
 

目次

Ⅰ 島の精神誌

島断章/沖縄で/『海上の道』論――柳田国男の想像力/椰子の実とアシカ――柳田国男の伊良子岬滞在/治癒の場所としての南島――土方久功、中島敦、島尾敏雄/旅への誘い――シャルル・ボードレールの南海旅行/南方のアトリエ――フィンセント・ファン・ゴッホとポール・ゴーギャン/民族学者になれねばならなかった詩人――ミシェル・レリスの場合/シュルレアリスムと民族学――ミシェル・レリス『幻のアフリカ』をめぐって/死場所としての島――レーモン・ルーセルとシチリア島

Ⅱ 神の森 森の神
ひとつの経験――沖縄/奄美の神山/種子島のガロー山/薩摩・大隅のモイドン/対馬の天道山/蓋井島の森山/西岩見の荒神森/若狭のニソの杜

Ⅲ 南の精神誌
三宅島にて/八重山の歳月/旅の印象/御嶽の思想/原初の神社を求めて
Ⅳ 南海漂蕩

南方行の系譜/南海漂蕩――杉浦佐助の生と死/パラオ好日――土方久功と中島敦

Ⅴ 引き裂かれた詩人――民族学者アルフレッド・メトローの場合

あとがき

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内容説明

原初の神社を求め、沖縄の御嶽から遠く朝鮮半島の堂まで、聖なる森を飽くことなく訪ね歩く、あるいは、自文明を厳しく否定した西欧の南方行の系譜をたどり、これと対比しながら日本人にとっての南の意味を執拗に問い続ける。半世紀を超える弛まぬ旅から生まれた思考。

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