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曝された生  新刊

チェルノブイリ後の生物学的市民

曝された生

生命とリスクをどう測るのか。科学と政治、経済のアリーナに立ち上がったバイオ化する市民たち。

著者 アドリアナ・ペトリーナ
粥川 準二
森本 麻衣子
若松 文貴
ジャンル 社会 > 社会問題
人類学
出版年月日 2016/01/20
ISBN 9784409530504
判型・ページ数 A5・380ページ
定価 本体5,000円+税
在庫 在庫あり
 

目次

彼らはどうやって生き延びたのか――二〇一三年版への序
第1章 チェルノブイリ後の生政治
第2章 専門家の過ち――生命とリスクを見積もる
第3章 歴史の中のチェルノブイリ
第4章 仕事としての病い――人間市場への移行
第5章 生物学的市民権
第6章 現地の科学(ローカル・サイエンス)と生体的(オーガニック)プロセス
第7章 自己アイデンティティと社会的アイデンティティの変化
第8章 結 論

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内容説明

緻密なフィールドワークに基づいて、放射線被害を受けた人々の直面する社会的現実を明らかにするのみならず、被害自体が、被災者個人、汚染地域、ウクライナ国家の、また国際的な科学研究、政治・経済的かけひきの契機となっている現状を鮮やかに捉えている。

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