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東日本大震災の人類学

津波、原発事故と被災者たちの「その後」

東日本大震災の人類学

3・11は終わっていない。国際チームによる、現在進行形の災害に直面する被災地のエスノグラフィー。

著者 トム ギル
ブリギッテ シテーガ
デビッド スレイター
ジャンル 社会
人類学
出版年月日 2013/03/30
ISBN 9784409530436
判型・ページ数 4-6・376ページ
定価 本体2,900円+税
在庫 在庫あり
 

目次

イントロダクション:3・11を語る  ギル/シテーガ/スレイター

 Ⅰ 被災地の内と外

支援を拒む人々   チャールズ・マクジルトン(池田陽子訳)
――被災地支援の障壁と文化的背景

ボランティア支援の倫理  デビッド ・スレイター(森本麻衣子訳)
――贈り物と返礼の組み合わせ

3・11と日本の若者たち   トゥーッカ・トイボネン(森岡梨香訳)
――学生ボランティアの新しい仕組みと体験談

Ⅱ 見えない被害と向き合う

彼ら対我ら      デイヴィッド・マクニール(森岡梨香訳) 
—— 福島原発危機にかんする日本と国際メディアの報道

「汚染」と「安全」 池田陽子
――原発事故後のリスク概念の構築と福島復興の力

場所と人の関係が絶たれるとき    トム・ギル
――福島第一原発事故と「故郷(ふるさと)」の意味

立ち上がる母 森岡梨香
――受身の大衆とマヒした政府の間で戦う女性たち

 Ⅲ 被災者たちの日常

がれきの中の祭壇    ネーサン・ピーターソン(深澤誉子訳)
――大震災を経験した岩手県での信仰習慣の順応

「皆一緒だから」  ブリギッテ・シテーガ(池田陽子訳)
――岩手県山田町の津波避難所における連帯感

家も、船も、いかだもなくなった アリーン・デレーニ/ヨハネス・ウィルヘルム(森本麻衣子訳)
――大震災後の宮城県沿岸地域の人々

コラム「かあちゃん出てこない」

あとがき
略歴一覧

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内容説明

3・11被災地での徹底したフィールドワークを基にした民族誌。著者は、長年日本に住み、あるいは日本研究に携わってきた人類学者、社会学者、そしてジャーナリスト、NPOスタッフとしていち早く現地入りし、断続的な調査を続けてきた。被災地となった東北への思い、避難生活の在り様、あるいはジャーナリストやボランティアとして被災地に集まった人々が直面した困難など、それぞれ独自の視点から描く。大災害を乗り越える日本の文化的伝統と同時に革新的変化の兆しをみることができる。

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