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イメージの進行形

ソーシャル時代の映画と映像文化

イメージの進行形

ゼロ年代批評の到達点にして、新たなる出発点

著者 渡邉 大輔
ジャンル 思想
美術・芸術 > 映画・映像
出版年月日 2012/12/20
ISBN 9784409100318
判型・ページ数 4-6・324ページ
定価 本体2,300円+税
在庫 在庫あり
 

目次

はじめに

第Ⅰ部 環境分析
第一章 「映像圏」の誕生
 1 ソーシャル時代のイメージ文化
 2 多重現実化する現代映画
 3 「コミュニケーション」が生む映像美
第二章 「からだ」が/で見るヴィジュアルカルチャー
 1 身体化/ゲーム化する現代の映像
 2 立体視モデルと生理学的な視覚

第Ⅱ部 歴史
第三章 映像圏の映画/映像史
 1 映像圏の考古学――環境
 2 映像圏の考古学――身体
 3 ハリウッド映画と映像圏
 4 映像圏の批評史

第三部 作品論/メディア分析
第四章 作品論――映像圏作家を読む
 1 ウェルズ
 2 岩井俊二
第五章 メディア分析――映像圏のなかのTwitter
 1 「幽霊」と戯れるツール
 2 現=潜勢性のユートピー
 3 映像圏のポジティヴィティ

第Ⅳ部 社会論
第六章 映像圏の「公共性」へ――「災後」社会の映画/映像論
 1 フィルムレス時代の公共性
 2 ポスト震災時代の映像文化

おわりに


映像圏を知るためのキーワード20
あとがき
索引

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内容説明

ゼロ年代批評の到達点にして、新たなる出発点

ネットを介して流れる無数の映像群と、ソーシャルネットワークによる絶え間ないコミュニケーションが変える「映画」と社会。「表層批評」(蓮實重彦)を越えて、9.11/3.11以後の映像=社会批評を更新する画期的成果、待望の書籍化。

ウェルズから「踊ってみた」まで、カントから「きっかけはYOU!」まで

「今日のグローバル資本主義とソーシャル・ネットワーキングの巨大な社会的影響を踏まえた、これまでにはない新たな「映画(的なもの)」の輪郭を、映画史および視覚文化史、あるいは批評的言説を縦横に参照しながらいかに見出すか――それが、本書全体を貫く大きな試みだったといってよい。つまり、筆者が仮に「映像圏Imagosphere」と名づける、その新たな文化的な地平での映像に対する有力な「合理化」のあり方を、主に「コミュニケーション」(冗長性)と「情動」(観客身体)というふたつの要素に着目しつつ具体的な検討を試みてきたわけである。」(本書より)

「はじめに」PDFにて公開中→

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